英語が好きな人は必見。ブリッジエンジニアとは?
英語が好きな人、「いつか海外で働いてみたい」と思ったことがある人に、ぜひ知ってほしい職種があります。
それが ブリッジエンジニア です。
私自身、2022年8月から2024年12月までの約2年4ヶ月、フィリピン・セブ島でブリッジエンジニアとして働いていました。
住んでいたのは、
- プール付き
- コンシェルジュ付き
のコンドミニアム。
家賃は会社負担で0円でした。
さらに、フィリピンの現地採用ではなく、日本企業の社員としての駐在という形だったため、給与は日本水準のまま。
その結果、セブ島ではかなり金銭的に余裕のある生活を送ることができました。
この記事では、そんな私の実体験をもとに、
- ブリッジエンジニアとはどんな仕事なのか
- どうすればなれるのか
- その先にどんなキャリアがあるのか
を、できるだけわかりやすく紹介していきます。
ブリッジエンジニアとは
ブリッジエンジニアとは、日本人のビジネスサイドと海外の開発チーム(オフショア会社) の間に立ち、両者をつなぐ「橋渡し役」をするエンジニアのことです。
私が働いていたのは、オンライン英会話サービスを開発するオフショア会社でした。
そのときの仕事の流れを、簡単に説明します。
- 日本人のビジネスサイドが「この機能を追加したい」「ここを変更したい」と仕様を考える
- その仕様がブリッジエンジニアに共有される
- ブリッジエンジニアが英語でプログラマに説明する
- プログラマが開発を行う
- 開発が終わったら、ブリッジエンジニアが内容を確認し、ビジネスサイドに完了を伝える
このように、常にビジネスサイドと開発者の間に入って仕事をします。
ここまで読むと、「ビジネスサイドとプログラマが、英語で直接やりとりすればいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。
実際、ブリッジエンジニアがいなくてもやりとり自体は可能です。
ただし、細かいところで高確率で事故ります。
たとえば、
- 仕様は満たしているけど、なんだか思っていたのと違う
- 余白やデザインが不自然
- 「そこは言わなくても分かってほしかった」というズレ
こういった 仕様書には書かれないニュアンス が、うまく伝わらないのです。
この「日本のビジネスサイドが本当に求めているもの」を汲み取り、開発チームに伝えるのがブリッジエンジニアの役割です。
逆も同様で、プログラマからの確認事項があればそれを理解した上でビジネスサイドに伝えます。
つまり、ただの翻訳者ではなく、英語でコミュニケーションが取れるエンジニアだと言えます。
ブリッジエンジニアになるには
「ブリッジエンジニアって、バリバリにプログラミングできないとなれないんじゃないの?」
そう思う人も多いと思います。
結論から言うと、できるに越したことはないけれど、最初から高いレベルは必要ありません。
私は、簡単なTodoリストが作れる程度のスキルで内定をもらいました。
イメージとしては、
- タスクを追加できる
- 編集できる
- 削除できる
それだけの、シンプルなアプリです。

仕事終わりに勉強して、
1〜2ヶ月ほどで身につくレベルの知識量でした。
ちなみに私は、
TechAcademyのPHP/Laravelコースを受講し、コース内で作成したTodoリストを少しアレンジしました。
そのアプリのURLを履歴書に記載し、ポートフォリオとして提出しました。
正直に言うと、Todoリストが作れる程度では、実際の開発現場でプログラマと対等にやっていけるレベルではありません。
ただ、内定をもらうために重要なのは、
- 小さくてもいいので「開発経験がある」こと
- 一通りの開発の流れを理解していること
これを示すことです。
英語力があり、「多少でも開発が分かる」という状態になれば、ブリッジエンジニアとして応募するスタートラインに立てます。
私は Indeedで「ブリッジエンジニア」 と検索し、オンライン英会話サービスの求人を見つけて応募しました。
応募後、1週間ほど連絡がなく、「書類で落ちたかな…」と半ば諦めていた頃にメールが届き、面接の日程を組んでいただきました。
面接は 1回のみ。
その後、内定をいただき、フィリピンへ移住しました。
Indeedではないですが、Wantedlyで私がセブで勤務してオフショア会社の求人がありますので、興味がある方は見てみてください。
ブリッジエンジニアのキャリアアップ
当時の私の年収は、300万円〜350万円ほどでした。
ただし、
- 家賃は会社負担
- 生活コストは日本より低い
この点を考慮すると、実際の生活水準はかなり高かったと思います。
英語が好きな人であれば、英語力は仕事をしながら自然と伸びていきます。
あとは、システム開発の知識を深めていけば、年収アップも十分に狙えます。
実際、英語でコミュニケーションができて、開発の知識もある人は、マネージャーになるケースが多いです。
私自身は、ブリッジエンジニアの経験を活かして、テクニカルライターという「技術的な文章を書く仕事」にキャリアチェンジしました。
英語 × システム開発という軸は変わりませんが、人と話す機会は減り、英語で文章を書くことが中心になった感じです。
現在はフリーランスとして、月60万円ほどの収入を得ています。
まとめ
プログラミングができる人は、今やたくさんいます。
しかし、
- 外国の人と円滑にコミュニケーションが取れて
- なおかつ、プログラミングの知識もある
そんな人の数は、ぐっと少なくなります。
英語が好きな人は、言語そのものだけでなく、人や文化など、もっと広い意味で海外に興味がある人が多いと思います。
単に「英語が話せる」というスキルだけでなく、その人間味のある部分こそが、ブリッジエンジニアの価値を高めると、私は感じています。
「好き」という気持ちをベースに、システム開発の経験を積んでいけば、好きなことをしながら収入を上げるそんな働き方も十分に可能です。
英語が好きなあなたにとって、ブリッジエンジニアは、きっと一度は検討する価値のある仕事だと思います。

